テニスは実は足が太くなりやすいスポーツでもあります。
実際のプロテニスプレーヤーの太ももを見ても、筋肉隆々でたくましい選手が多いですね。
テニスはなぜ足が太くなるのか、その原因に迫ります。
また太くなってしまった足を細くしたい場合の改善法も併せてご紹介します。
テニスで足が太くなる理由!急激な動作で負荷がかかることが原因
テニスは全身の筋肉を使うスポーツですが、ショットを打ち返す際に強い切り返しが必要です。
陸上競技などのように走り抜けるわけではなく、ボールの場所まで走っていって急激に止まる動作があります。
急に止まる場合はお尻周りの筋肉(大殿筋)を使い、太ももの内側(内転筋)も必要になってきます。
このように足腰に強く負荷かかかる状況は、ウェイトトレーニングと一緒です。
テニス全体で言うと有酸素運動になりますが、強い衝撃を受け止めるだけの筋肉が必要になるため、次第に足が太くなることが起こりえます。
テニスで太くなった足を細くする方法とは?足全体の筋肉をストレッチ
テニスきっかけで足が太くなったのは、お尻周りや太ももに強い負荷がかかって筋肉がついたからと考えられます。
その筋肉を適正な量まで減らして、足をスッキリさせるには筋肉の柔軟性が増すことが大事です。
凝り固まった筋肉はなかなか落ちません。
落とすには普段からストレッチやマッサージを行って、筋肉を柔らかくする必要があります。
筋肉が柔軟になると血流促進効果が生まれ、老廃物を排出することができます。
筋肉自体はすぐに落ちなくても、老廃物が排出できれば、それだけでも足がほっそりした印象になります。
マッサージで筋肉を柔らかくする
筋肉を柔らかくするにはお尻周り、太もも、膝裏、ふくらはぎにかけてマッサージしていきましょう。
マッサージは誰かにやってもらっても良いですし、自分でやっても十分効果が期待できます。
また、マッサージの方法はいろいろあります。
つまむようにして筋肉をほぐす方法、リンパの方向に向かって押し出すようなマッサージなどがあります。
揉みほぐして血流を促進させる狙いがあるので、表面だけではなく、出来るだけ筋肉の内部まで刺激するような掴み方が理想です。
自分の手で筋肉を持つぐらい、引っ張り出す感覚でマッサージしてみてください。
そしてリンパのマッサージは手の甲を使ってやるのがおすすめ。
ゴツゴツした指の部分が刺激になって血流に良い作用を与えてくれます。
ドクター小池の見解
Drこいけ
マッサージは足だけやっても不十分です。
ストレッチで筋肉をほぐす
マッサージと共に日々行いたいのがストレッチ。
ストレッチは日常生活で使わないような筋肉をほぐしたり、柔軟にすることができます。
例えば歩いたり、座ったりするだけでは使わないような筋肉があります。
特にハムストリングや膝裏などは筋が伸びにくい場所です。
こういったところまで柔軟にしておけば、足全体の血液循環をよくすることができますね。
いくつか参考になるストレッチがありますが、その中でテニスをやっていた方に参考になるのが、お尻から股関節の筋肉や関節をほぐすストレッチ。
座った状態で、前後の脚を十分に開き、上半身を傾けます。
股関節が開くことによって内転筋の筋肉をほぐすことができます。
専門家に相談してみよう
足の太さが気になるようでしたら、専門家に相談してみましょう。
テニスによって足が太くなっていることが明らかな場合は、スポーツの知識に長けた整形外科クリニックに見てもらうのがお勧めです。
スポーツに詳しい先生なら、どのような動きが足の太さに関係しているのか分析してくれます。
また、足や関節の怪我などの治療にあたる事も多く、骨盤の位置や筋肉の張りなども見てくれます。
整骨院や整形外科クリニックの場合、低周波治療や音波治療など様々な器具を使って患部の痛みや刺激を抑えてくれます。
筋肉の柔軟性を増す施術がありますので、一度相談してみると良いでしょう。
ドクター小池の見解
Drこいけ
整形外科に行っても、足が細くなることはないでしょう。
テニスで太くなった足を細くするまとめ
以上、テニスをきっかけに足が太くなってしまう原因、および解消法を紹介しました。
テニスで足が太くなってしまうのは、ある意味勲章ともいえるものですが、現役を終えたら特に女性の場合は、ほっそりとした足が良い人も多いかもしれませんね。
そんな時はストレッチやマッサージを行ってむくみを改善し、筋肉を柔軟にして足をほっそりさせていきましょう。
時間をかけて毎日行えば、必ず足は細くなるので心配不要です。
ドクター小池の見解
Drこいけ
ストレッチやマッサージによってむくみが取れることで、すっきりした感じは出ますが、基本の筋や骨格のサイズや太さは変わりません。
ストレッチやマッサージで変化がなければ、美脚の医療を検討することをお勧めします。
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