「太ももの筋肉太り」は解消できるのか?原因と解決法をご紹介

太ももの筋肉太りは運動をしていた方に多く見られる状態です。

この記事のポイント

スポーツによって鍛えられる筋肉があり、その結果、太ももの筋肉が目立つということが考えられます。
ここでは、太ももの筋肉太りの原因と解決法を紹介します。

太ももの筋肉太りの原因は?速筋と遅筋が発達している

太ももの筋肉太りの原因は、速筋と遅筋が発達しすぎてしまっていることが要因です。
速筋は太ももの前側と外側の部分、遅筋は内側と後ろの部分の筋肉になります。

速筋は瞬発的な動きを必要とするときに働く筋肉です。
例えば、急なダッシュ、急なストップ、ジャンプなど。

スポーツでいうと短距離走、幅跳び、棒高跳び、バーレーボール、バスケットボールなどに該当します。

それに対し、遅筋は一定時間働く筋肉。つまり体を動かしている時には常に働く筋肉です。
スポーツで言うとマラソン、水泳などが該当します。

それ以外のスポーツは、「速筋」と「遅筋」を両方使うものが多いです。
瞬間的に動いたり、必要に応じてずっと動いていることもあるサッカーやラグビー、野球などもそうですね。

こういったスポーツ経験があると筋肉が発達しすぎてしまって、一般の方以上に太ももが太くなりがちです。

また、普段の生活でも長距離を歩く機会があったり、何か下半身に負荷のかかる運動や作業があると太ももの筋肉太りになる可能性があります。

太ももの筋肉太りは解消できるの?脚やせに必要な3つの対策

太ももの筋肉が発達しすぎてしまった場合、筋肉に負荷の掛かる運動を減らすか、あるいは普段からその筋肉をいたわるようなマッサージやストレッチを行うのがおすすめです。

例えば、どうしても仕事上、今の動きや作業をやめることは出来ないという方もいるでしょう。

そういった時は、マッサージやストレッチを行って対応しましょう。
また、それ以外にはお尻の筋肉を鍛えて、太ももへの負荷をできるだけ減らす方法もあります。

ここではマッサージ、ストレッチ、お尻の筋肉の鍛え方に分けてそれぞれ解説しますね。

ドクター小池の見解

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Drこいけ

マッサージやストレッチで、筋肉の凝りが改善されたとしても、筋肉が細くなることはありません。

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マッサージやストレッチで、筋肉の凝りが改善されたとしても、筋肉が細くなることはありません。

マッサージやストレッチで筋肉が細くなったら、スポーツ選手は怖くて、マッサージやストレッチを受けることができなくなります。冷静に考えてください。

おしりの筋肉を鍛えるメリット

おしりの筋肉を鍛えることはよいと思います。

デッドリフトという筋トレをご存じですか?

文章で説明しても分かりにくいので、詳細は省きます。ネットで見てみてください。

筋トレやスポーツに無縁の人がこの筋トレをすると、目的の筋肉とは違うところを使って疲労します。

目的の筋肉を使えていないので、重量や回数がこなせません。

太ももの裏やおしりを中心に使っている体感が出そうですか?

理想の運動とは、適切な場所の筋肉の連動です。

それを理解せずに、お尻だけなんとなく鍛えても、太ももを過度に使って無意味に太くなっている足が改善することはないでしょう。

正しい理解をしたうえでチャレンジ

ここに書いてある、マッサージやストレッチ、お尻の筋トレをおこなっても、あなたの足があまり細くならないと思います。その証拠に、実際にマッサージやストレッチ、お尻の筋トレをしてみると結果が分かります。

細くならないとは言っていません。

正しいマッサージやストレッチ、お尻の筋トレの理論や意味、意図、目的を理解しないと、やみくもにおこなっても結果がでません。

理解していない人が思いつきで、見よう見まねで勘違いして頑張っても、頑張ったのに無駄な結果に終わるということです。

ただし、マッサージやストレッチをすることは、体の凝りを取り、リラックスでき、心や体にはプラスに働くので、足が太いかどうか、足が細くなるかどうかに関係なく、おこなうことはオススメします。

ドクター小池の言うような説明をきちんと説明してくれるような専門家であれば、一度相談してもよいと思います!

マッサージで硬くなった太ももの筋肉をほぐす

太ももの筋肉の増大を防ぎ、凝りを解消するにはマッサージが効果的です。

特に筋肉の太い方は血液の滞留も考えられます。
その場合はちょっと強めの指圧マッサージで、筋肉を和らげ、血管促進効果を高めていきましょう。

参考になる動画を紹介します。

両手を使って太ももに圧力を加えていくマッサージをすると、ポンプのような動きが生まれ、血行促進効果が期待できます。

1人で行うことも出来ますし、ご家族や友人が周りにいる場合は手伝ってもらうのも良いでしょうね。

ストレッチで太ももの筋肉を伸ばす

次にストレッチを行い、太ももの筋肉を柔軟にしていく方法を紹介します。

ストレッチをすることで骨盤が矯正され、正しい姿勢を保つことができます。
その結果、下半身の特定部位に過度な負荷がかかりにくくなり、太ももの筋肉の増大を防ぎます。

骨盤を矯正し、太もも全体の筋肉を使うのにお勧めのストレッチはヨガです。

参考になる動画があるのでご紹介しましょう。

太ももの筋肉を伸ばす際は体全体を使ったストレッチが効果的。
マットを敷いてその上に座ったり、寝そべって、太ももの筋肉を十分に伸ばしていきましょう。

太ももの筋肉の柔軟性が増すと、カチカチの太ももを防ぐことができます。

その結果、太ももの筋肉太りも解消していきますよ。

お尻を鍛えて太ももの筋肉への負担を減らす

太ももが必要以上に太っているのは、お尻の筋肉が垂れていることが原因かもしれません。
特に「昔運動していたけど、最近は運動不足」という方は、骨盤底筋が緩み、お尻の筋肉が下がって、太もも部分へと侵入していることがあります。

お尻を鍛えることでヒップラインを上げ、お尻と太もものメリハリをつけることができます。
お尻は臀筋(でんきん)という筋肉を鍛えると、ヒップラインが上がってすっきりとした下半身になりますよ。

この部分を鍛えるにはスクワットなども良いですが、腰やふくらはぎへの負担も考えると、ややハードなトレーニングになってしまいます。

マットでできる簡単なトレーニングを紹介しましょう。

骨盤周りをよく動かして脂肪を引き締めることで、お尻の筋肉が発達し、太もも部分に脂肪が流れてしまうのを防ぎます。

毎日数分程度のトレーニングで済むので、ぜひ実践してみましょう。

太ももの筋肉太りは解消のまとめ

以上、太ももの筋肉太りの原因、および解消法を3つ紹介しました。

むくみや脂肪太りに比べて解消が難しい筋肉太り。

過度なトレーニングはかえって筋肉の増大につながりますので、マッサージやストレッチを中心に筋肉をほぐして、柔らかくすることから始めていきましょう。

ドクター小池の見解

過度なトレーニングで筋肉の増大につながっている人もいます。しかし、過度なトレーニングをしていなくても、うまれつき筋肉が増大しがちな人が多いのが実情です。

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過度なトレーニングで筋肉の増大につながっている人もいます。

しかし、過度なトレーニングをしていなくても、うまれつき筋肉が増大しがちな人が多いのが実情です。

足が太くて困っている人がいたとします。たいした運動もしていないにもかかわらず、足が太くなっていることがほとんどです。

もちろん、運動して太くなった可能性もあります。もう何年も運動していないのに、そのまま太い人はやはり生まれつきの体質だと考えた方がいいでしょう。

両親の足と見比べてみると、どちらかの足に似ていることから理解できると思います。

もし当てはまるなら、医療による美脚方法を用いないと、足を細くするのは難しい可能性があります。

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