「なんだかふくらはぎに筋肉がつきすぎちゃって困っている」
「ふくらはぎがゴツイと、足を出せないし恥ずかしい」
このように思っている女性も多いのでは?
この記事のポイント
ふくらはぎは、普段の生活などで筋肉が発達してしまうことが原因で、足が太くなってしまうこともあります。
ここでは、ふくらはぎが発達する原因と対策を紹介します!
ゴツイふくらはぎの原因は?下半身に負荷のかかる運動をしていませんか?
ふくらはぎがゴツくなる原因は下半身(主にふくらはぎ)に負荷がかかる運動を行っていることが考えられます。
徒歩、自転車こぎなど、いつの間にか下半身強化をしていることが要因かもしれません。
例えば、競輪選手はとてもふくらはぎが太いですね。
自転車を早く漕げるように下半身を中心としたウエイトトレーニングを行った結果、太ももからふくらはぎにかけて非常に太い選手が多いです。
それと似たような状況が普段の生活で生まれているのではないでしょうか?
ドクター小池の見解
Drこいけ
自転車こぎで、ふくらはぎが太くなる可能性はほとんどありません。
ドクター小池の見解の続きを見る
自転車こぎで、ふくらはぎが太くなる可能性はほとんどありません。
競輪選手になる人は、ほとんどが元プロスポーツ選手です。
そのレベルでトレーニングしているなら、太くなる可能性もあるでしょう。
むしろ、太く、強くしたいと思って懸命にトレーニングをして、筋肉を鍛えています。
競輪選手からしたら、一般人が自転車を乗る程度で、ふくらはぎが太くなって筋肉がつくなんて聞いたら、あきれてしまうと思います。
ドクター小池クリニックに競輪選手も来院されますが、「普段の生活で女性が自転車に乗ることで足が太くなっている。ぜひ気をつけてほしい。」という話は一度もありません!
ふくらはぎの筋肉が硬くなっている
ふくらはぎの筋肉が硬くなっている場合、筋肉の筋繊維が凝り固まっていると考えられます。
柔軟性にとぼしい筋肉は膨れ上がったように見えてしまいますし、オーバーワークで疲労が蓄積し、怪我のしやすい状態でもあります。
力を入れた時だけ筋肉が引き締まり、リラックスしている状態では柔らかい筋肉になっているのが理想です。
そういった状態になれば、ふくらはぎも普段は筋肉の線などが見えず、スラッとした足を実現できますね。
ドクター小池の見解
Drこいけ
ふくらはぎの筋肉が硬くなっているのは、基本的には力を入れているときだけです。
ドクター小池の見解の続きを見る
ふくらはぎの筋肉が硬くなっているのは、基本的には力を入れているときだけです。
「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」から足の筋肉が膨れあがって太くなり、リラックスさせれば細くなる、ということはありません。
マッサージをしたら、「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」状態がとれて細くなると思いますか?
もしマッサージで足が細くなったのであれば、「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」状態がとれたのではなく、むくみが改善されただけです。
脱力していたときにも筋肉がある程度固さを持っている人はいますが、「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」ということはでなくて、もともと個人差です。
「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」ということは足の太さとは関係ないことなので、マッサージしても筋肉が細くなることはありません。
あなたの足が太いのであれば、「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」かどうかとは関係なく、足が太いと考えた方がよいでしょう。
凝り固まるなら、足が太かろうが、足が細かろうが、どちらの人にも起きますよね?足の細い人は「筋肉の筋繊維が凝り固まっていない」から細くて、足の太い人は「筋肉の筋繊維が凝り固まっている」から太い?
かりに「筋繊維が凝り固まる」ことがあるなら、足が細い人でも「筋繊維が凝り固まる」はずです。「筋繊維が凝り固まる」ことと足の太さには、あまり関係はありません。
ふくらはぎというのは、力を入れれば筋肉のスジが見えますよね?力を入れたときだけ、筋肉の硬さを感じます。その硬さが、足の太い原因が筋肉であると証明しています。
ところで、力を入れなくても、ふくらはぎの筋肉のスジが目立つ方もいます。その場合、あなたの両親のどちらかの足と似ていることがほとんどです。
ふくらはぎの筋肉が発達しすぎている
ふくらはぎの筋肉が発達しすぎているのは運動だけでなく、普段の体勢や姿勢なども関係してきます。
例えば、座りっぱなし、立ちっぱなしの仕事という方。同じ体勢が続くと血液循環が悪くなり、筋肉が固まる性質があります。
その結果、常にふくらはぎが膨張したような状態になり、ゴツイふくらはぎが出来てしまいます。
長時間同じ体勢が続いてしまいそうなら、ストレッチや屈伸などを時折挟んで血液循環の改善に努めましょう。
ドクター小池の見解
Drこいけ
動かない→血液循環が悪くなる→筋肉が固まる→ふくらはぎが膨張→ゴツイふくらはぎ…
ドクター小池の見解の続きを見る
動かない→血液循環が悪くなる→筋肉が固まる→ふくらはぎが膨張→ゴツイふくらはぎ
これも、全くのウソです。
ウソでも本当のように聞こえれば、正論や正解のように感じるだけです。
少しだけ、想像して下さい。
寝たきり、座りっぱなしの老人がいたとして、動かないだけで体の筋肉がゴツくなると思いますか?
むしろごつくなるのではなく、どんどんとやせ体の筋肉はやせ細るはずです。
ストレッチや屈伸で血液循環の改善をするのは良いことですが、血液循環が悪くてふくらはぎごついのだと思い込みマッサージをしても、足の筋肉は細くなりません。
ここで、一つ提案があります。
足を細くするために、本当に必要なことは知識でも理論でもありません。あなたが想像力を身につけることです。
ほんの少しの想像力がなかったがために、もっともらしく聞こえるネット情報を信じてしまいます。
真の美脚についての方法は耳に入らないし理解はできない。でも、あまり役に立たない情報について想像して判断することもできない。
足を細くするなら、情報を見抜く想像力も必要ですね!
「ほっそりふくらはぎ」にするには?習慣化させたい3つの方法
「ほっそりしたふくらはぎ」を実現するには、普段からストレッチやマッサージを取り入れて筋肉をほぐしておくことが大切です。
血液循環を良好にしておけば、むくみ改善にも繋がりますし、必要以上に筋肉が凝り固まったり、水分が滞留しません。
また、どうしても筋肉量が多い場合は、ふくらはぎを中心とした足全体の筋肉を小さくして対応する方法もあります。
それぞれの方法を詳しくみていきましょう!
ストレッチでふくらはぎの筋肉を伸ばす
ふくらはぎの筋肉を伸ばして脚を細くするには、ふくらはぎだけに柔軟性をもたらすのではなく、足首や膝、腰回りなど下半身全体の血液循環を改善する必要があります。
そこでお勧めの方法がストレッチ!床にマットなどを敷いて下半身を柔軟にするストレッチを行っていきましょう。
ストレッチ方法については、YouTubeなどにたくさんアップされていますのでそういったものを参考にすると良いでしょう。
ここでは、女性でも気軽に行えるふくらはぎやせストレッチ方法を紹介します。
ストレッチは5分程度なので、毎日気軽に行えるものです。
そのため、ハードなものではないので続けやすいですね。
ふくらはぎの外張り解消、足首の柔軟性アップなど紹介されていますよ。
ドクター小池の見解
Drこいけ
動画で、ふくらはぎが太いのはむくみと骨盤のゆがみが原因と言っていますが、あまり勉強していない人の見解です。
ドクター小池の見解の続きを見る
動画で、ふくらはぎが太いのはむくみと骨盤のゆがみが原因と言っていますが、あまり勉強していない人の見解です。
骨(骨格)、筋肉、脂肪、むくみなど、すべて足の太さに関わります。とくに骨(骨格)、筋肉は遺伝もあります。
「むくみと骨盤のゆがみも」足の太さに影響していることはありますが、「むくみと骨盤のゆがみだけ」で足の太さは決まりません。
むくみやすい体質であれば、むくみやすい体質の根本解決が必要ですが、同時にストレッチだけでもしておくといいでしょう。
歩き方も、スポーツのフォームのようなものなので、歩くフォームが悪ければふくらはぎの使い方に偏りがでて、足が太くなるケースもあります。
ただし、歩くフォームの修正は、ストレッチだけではほとんど改善しません。歩くフォームだけが足の太い原因ではないので、歩くフォームを改善できても残りの原因も解決しなければ、足は完全には細くなりません。
遺伝的な骨(骨格)、筋肉はストレッチやマッサージなどでは変わりません。医療でしか治せないヵ所になります
事前に「むくみも骨盤のゆがみも」改善しておく必要はあります。「むくみ骨盤のゆがみ」だけで解決するのではなく、医療など他のアプローチも併用する必要があります。
マッサージでふくらはぎの筋肉をほぐす
次にマッサージで、ふくらはぎの筋肉をほぐす方法を紹介しましょう。
こちらの動画も短時間で毎日行えるマッサージ方法です。
人差し指と親指を使って、ふくらはぎの各部位を指圧していくだけのマッサージなど、非常に手軽な方法が紹介されています。
筋肉をほぐす際は足を軽く浮かせて、ふくらはぎの筋肉を両手で掴むようにしてます。
足首からひざ裏まで、まんべんなくマッサージしていきましょう。
筋肉がつきやすい体質の方が紹介しているので、非常に参考になるはずですよ。
ドクター小池の見解
Drこいけ
マッサージも同様に、むくみの一時的な改善はあるでしょうが、足が根本的に細くなることはありません。
ドクター小池の見解の続きを見る
マッサージも同様に、むくみの一時的な改善はあるでしょうが、足が根本的に細くなることはありません。
むくみ太りで太い足の改善はできますが、むくみが取れるだけです。
むくみだけで足が太い人は少ないので、むくみが取れてもまだまだ足が太い人は大勢います。
むくみが取れてもまだまだ足が太い人のばあい、マッサージをいくら頑張ってもそれ以上には足が細くはなりません。
脂肪や筋肉が、マッサージだけで細くなることはありません。
ではなぜ、むくみだけでなく脂肪や筋肉もマッサージだけで細くなるかのように情報が広がっているのか。
真の美脚の情報よりも、甘い言葉で商品サービスを進めた方が、足の太い人は喜ぶからです。
ドクター小池クリニックでは、今まで甘い言葉を信じてきても結果が出なかった人たちが大勢いらっしゃいます。みなさん、「もっと早く真実を知りたかった」とおっしゃいます。
あなたにはその事実を知ってもらい、足の悩みを解決してほしいと願っています。
専門家に相談して太くなった筋肉を小さくする
マッサージやストレッチを行っても、いまいち改善されない場合は専門家に相談してみるのも良いでしょう。
例えば、専門家に相談すれば立ち方や歩き方、座り方など様々な体勢をチェックしてもらって、どんなときにふくらはぎに負荷がかかっているのか指摘してくれます。
また、ふくらはぎの筋肉量を低下させるには食事も重要。食生活の面で、どんな栄養素を中心に摂取すればよいかというアドバイスもしてくれますよ。
ドクター小池の見解
Drこいけ
姿勢や使い方で太くなっている可能性は、ほとんどありません。
姿勢や使い方で太くなっている可能性は、ほとんどありません。
その証拠に、あなたの足が太い場合、両親の足をみてください。親のどちらかと、そっくりの形をしているはずです。
たしかに一部の人で、姿勢や使い方が原因で、足を太くしてしまっている人もいます。
ただし、姿勢や使い方が原因で足が太くなっている場合、姿勢や使い方の矯正にまず時間がかかります。
姿勢や使い方の矯正ができても、足の筋肉が細くなる影響がでるのには、もっと時間と忍耐が必要になります。
姿勢や使い方の矯正も大切なのですが、筋肉は医療で解決して細くした後で姿勢や使い方の矯正も取り組むべきです。
食事の重要性?
「ふくらはぎの筋肉量を低下させるには食事も重要」!?
食事を変えてもふくらはぎの筋肉量は変わりません。
健康的な食事の質と量に変えれば、むくみにくい体質になるとは思います。
大量のアルコールを摂取し続ければ、体が衰弱し筋力の低下を招くかもしれません。
食事を変えてもふくらはぎの筋肉量は変わらなので、無駄な努力はしない方がいいです。
健康にプラスの食事をおこなっても、筋肉が大きくなることも、小さくなることも、どちらもほとんどありません。
ただし、食事の改善は健康にも美容にも大切なことですし、むくみの改善にもつながります。ぜひ食事の改善には取り組んでほしいです。
「ほっそりふくらはぎ」のまとめ
以上、ふくらはぎがゴツくなってしまう原因、及びふくらはぎを細くする対処法を紹介しました。
普段の生活でどうしても運動量が増えてしまい、ふくらはぎに負荷がかかってしまうという人はいるでしょう。
そういった人は毎日家に帰ってから、ストレッチやマッサージをして、柔軟性のある筋肉にすることが大切です。
また食生活でも出来るだけタンパク質は控えめにして、野菜中心の生活にすることで筋肉量を減少させることができます。
ドクター小池の見解
Drこいけ
食事の改善が一般的に大切なことは間違いないけれど、足の太さとは関係のない話です。
ドクター小池の見解の続きを見る
食事の改善が一般的に大切なことは間違いないけれど、足の太さとは関係のない話です。
野菜中心の生活にすることで、肥満は解消されるかもしれません。脂肪太りの足は改善されますが、脂肪以外は変わりません。
太っていれば体重も重いので、重い体を支えるために筋肉も同時に太くなります。
だから、痩せることで、脂肪も減り、筋肉も減る可能性は期待できます。
しかし、それほど太っていないにもか関わらず足だけ太い人は、食事を改善してもあまり足の太さや、ごつい筋肉が変わることはありません。
食事の改善はむくみやダイエットにつながり、太い足は多少改善されこともありますが、筋肉で太い足の改善にはあまりつながりません。
筋肉で太い足は、両親のどちらかの足と似ているでしょうから、食事の改善ではなく美脚の医療でしか細くできません。
コメント