今でこそあまり「大根足」と悪口を言う人はあまりいませんが、一昔前までは女性の足の太さを表す代表的な呼び方となっていました。
太くてがっしりとしたふくらはぎを「大根足」と呼んでいましたが、なぜそういった足になってしまうのか。
もともとの体質なのか、生活習慣の乱れによる特異なケースなのか。
ここでは大根足になってしまう原因と、大根足を解消する3つの方法を紹介します。
大根足になる原因は?生活習慣を見直してみましょう
大根足になる原因は様々なものが考えられます。
- むくみ
- 筋肉の張り
- 筋肉の増大
- 骨盤のゆがみ
そして起因するものは食生活の乱れや運動不足などがあります。
- 歩く姿勢が悪い
- 体の冷え
- カロリーの多い食事
- 体の歪み
- 運動不足
例えば、歩く姿勢が悪いとふくらはぎにばかり力がかかってしまい、筋肉の張りや増大が考えられます。
その結果、大根足のような太い足に。
他には血行不良で体の手足が冷えてしまうと、体がむくみ、ふくらはぎや足首が太くなってしまうこともあります。
そして食事でも注意が必要。カロリーの多い食事は余計なお肉がつきやすいです。
脂肪がふくらはぎにも滞留してしまい、それが足の太さにつながっています。
ドクター小池の見解
Drこいけ
大根足になる原因が、「むくみ、骨盤のゆがみ、歩く姿勢が悪い、体の冷え、カロリーの多い食事、体の歪み、運動不足」などの生活習慣であれば、改善の可能性もあります。しかし、筋肉による大根足の場合、生活習慣の改善では改善しません。
大根足の改善は難しいの?大根足を「ほっそりした足」にする3つの方法
「大根足は体質もあるだろうし、改善は難しい」などと諦めてはいけません。
毎日対策を行うことで、少しずつほっそりした足に改善していくことが可能です。
ここでは大根足を改善するのに効果のある3つの方法をご紹介!
ぜひ実践してみてください。
常にヒールを履くのをやめる
女性は仕事柄ヒールを履くという方も多いかもしれません。
しかしヒールは背が高く見える反面、歩行時に足首からふくらはぎにかけて、過度な負担がかかっているので体のバランスを整える意味では適していません。
ヒールは体重がかかる面積や狭いため、必要以上に足の筋肉を使います。
普通の靴に比べて地面に設置する面積が狭いため、重心バランスを保とうと、いつも以上に特定部位だけに圧力がかかります。
この結果、ふくらはぎに過度な筋肉がついたり、足首が太くなってしまうわけです。
またヒール自体、非常にフィット感のある靴でもあります。
そうすると圧力がかかって、足がむくみやすくなります。
数十分ですぐ脱ぐのであれば、それほど問題ありませんが、一日中ヒールで歩いていると足がむくみやすくなるので注意しましょう。
仕事柄、ヒールを履かなければいけないという方もいるかもしれませんが、オフィスカジュアルに合うパンプスやローファーなどもありますので、そういった靴もチェックしてみましょう。
ドクター小池の見解
Drこいけ
ヒールを履いても履かなくても、筋肉太りの大根足はほとんど変わりません。大根足は、そのままの太さであることがほとんどです。
むくみやつらさは改善するのに、ヒールを履いた方がいいのか、履かない方がいいのか、人によります。
実際に、注射による美脚の医療をおこなった患者さんでは、その後ヒールが楽なのかペタンコ靴が楽なのか、人によって違います。まずは、自分の足で検証してみましょう。
ふくらはぎのストレッチをする
ふくらはぎに溜まった老廃物の排除、血行促進作用を高めるにはストレッチが欠かせません。
ストレッチを行うことで、身体の可動域が広がりますので、体が硬い人よりも体の特定部位だけに負担がかかることがなくなります。
その結果、歩く時も体のあらゆる部位で支える支点ができ、ふくらはぎや太ももなどに過度な負担が減りますよね。
そして筋肉がほぐれ、血流が良くなるため、体のあらゆる部位に酸素や栄養が届きやすくなります。
筋肉の張りやむくみ軽減につながりますので、ストレッチは欠かさず毎日行いましょう。
ふくらはぎのストレッチ動画を紹介します。
ご自宅で簡単にできるストレッチ法です。
毎日4分と短い時間なので無理せず行えるのも良いですね。
ぜひ実践してみてください。
ドクター小池の見解
Drこいけ
ふくらはぎのストレッチで、凝りやほぐれ、むくみの改善につながります。
しかし、筋肉が細くなることはありません。
ふくらはぎのストレッチで足が細くなった場合でも、筋肉が細くなったのではなく、むくみが取れたのが理由です。
足がむくとつらいでしょうから、ストレッチをする自体はいいことです。あくまで足のリラクゼーションと健康のためと考えてください。
専門家に相談してみる
大根足が気になる場合は専門家に相談するのもお勧めです。
ただ、大根足の種類によって対策も異なりますので、まずはどんな足なのか見極めることが大切です。
むくみや脂肪が原因の場合は栄養士さんやフードコーディネーターに話を聞くのも良いでしょう。
糖質や脂質を控え、カリウムを摂取することが大切ですよ。
カリウムは体の水分調整や高血圧改善に役立つ成分です。
特にむくみは毛細血管から水分が流失しているのが原因。
体の水分調節が出来ればむくみが改善され、ほっそりとしたふくらはぎになる可能性があります。
一方、筋肉質な大根足の場合は整体師さんに相談してみましょう。
歩き方、膝の動きをチェックして、骨盤のゆがみ、膝関節の位置のズレなどを分析してくれます。
ふくらはぎの外側の筋肉が硬くなっているようなら、その部分に指圧を加え、コリ改善に努めます。
自分で行えるマッサージ方法も伝授してくれるので相談してみましょう。
ドクター小池の見解
Drこいけ
栄養士さんやフードコーディネーターだと、足を細くするためにどういうアドバイスをするのでしょうか。ドクター小池のような説明をする栄養士さんやフードコーディネーターにはお会いしたとこがないので、アドバイスが適切だから聞いた方がいいとか、聞かない方がいいとか言えないのが現状です。
大根足の改善まとめ
以上、大根足になってしまう原因とその改善方法を紹介しました。
大根足はやはり見た目上、どうしてもネガティブな印象で捉えられがちです。
すっきりとした足にするには、歩き方の見直し、普段使用するシューズの見直し、ストレッチの導入などで、改善に努めてください。
ドクター小池の見解
Drこいけ
歩き方の見直し、普段使用するシューズの見直し、ストレッチの導入などは、よい取り組みです。しかし歩き方、シュース、ストレッチの専門家からしたら、素人判断でできる簡単なものではないと考えているはずです。
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