ハンドボールは攻守の入れ替わりが激しいスポーツで、足に急激な負荷がかかります。
そのため筋肉が発達し、足が太くなりやすい傾向にあります。
ハンドボールはどんな動きをして足が太くなるのか、その理由を調べてみました。
そして筋肉質なその太い足は、改善して細い足にすることができるのか、改善方法も併せてご紹介します!
ハンドボールで足が太くなる理由は?下半身の動きが筋肉に負荷をかけている
ハンドボールは肩、腕の力を使ってシュートしますよね。
そのため、肩周りの肩甲骨の筋肉が特に発達します。
しかしそれだけでなく、下半身にも負荷のかかる動きがあるため、足が太くなる選手も多いです。
ハンドボールはバスケットボールなどと同様に、守備陣系がすでに固められていることも多いため、カットインして急激に進路を変え、シュートチャンスに持ち込むことの多いスポーツです。
そうなると梨状筋や大臀筋と呼ばれる、お尻の筋肉を使う動きが増えます。
それ以外にも太ももの大腿四頭筋を使うことになるので、どうしてもお尻周りから太ももにかけて太くなりがちです。
こういった発達した筋肉は「もう細くならないのでは」と心配されている方もいます。
ハンドボールで発達した筋肉は細くならないのか?
ハンドボールに限った話ではないですが、鍛えて身体についた筋肉は、その後トレーニングしなければどんどんと痩せていきます。
すなわちハンドボールを辞めて、トレーニングしなければ理論上は足が細くなります。
しかしそれでも足が細くならない、太いままというのはなぜなのか。
それは筋肉の上に脂肪がプラスされているからです。
筋肉と脂肪は全く別の物質なので、運動しなくなったからといって脂肪に変わるわけではありません。
しかし、運動しなくなって代謝能力が落ちると、その筋肉の上に脂肪がつきやすくなります。
もともとハンドボールをやって鍛えている人は、他の人より筋肉がプラスされている状態ですから、トレーニングを辞めて筋肉が減っても、脂肪がついてしまえば、相変わらず足が太いままということになります。
ドクター小池の見解
Drこいけ
運動を止めたのに、筋肉がさらに発達することありません。
ハンドボールで太くなった足を細くする方法は?基礎代謝を上げること!
ハンドボールで太くなった足がなかなか細くならない場合は、代謝能力を上げて脂肪を減少させることが大切です。
代謝能力を上げるのに有効なのが有酸素運動。
足に負荷のかからない水泳やストレッチ、ヨガなどがお勧めです。
ここでは足を細くするのに有効なトレーニング方法を紹介しましょう。
足を細くするストレッチ
まず、誰でも気軽に行えるものはストレッチです。
自宅でできるので1番実践しやすい方法です。
参考になるこちらの動画をご覧ください。
太もも、ふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチ方法を紹介しています。
自分の中で無理なく行える姿勢、強度を紹介しているので、運動不足で体が硬い人にもおすすめのストレッチ方法です。
ポイントは、「痛気持ちいい程度」。
あまり激しく行ってしまうと、かえって靭帯を伸ばしたり、関節を痛めてしまうので無理のない程度でストレッチするのがおすすめです。
そしてストレッチは呼吸のタイミングも大切です。
筋を伸ばすタイミングで息をフーっと吐きながら柔軟していきましょう。
下半身のストレッチは足痩せ効果だけでなく、ダイエット効果も見込めます。
人間の体の中で70%の筋肉が下半身にあるといわれていますよね。
すなわち下半身の代謝効果を上げれば、痩せ体質を作ることができますよ。
ドクター小池の見解
Drこいけ
ストレッチがダイエットになることはありません。
マッサージで筋肉を柔らかくする
ハンドボールで筋肉質な足腰になった方は、とにかく毎日足をマッサージしてください。
マッサージはセルライトと呼ばれる脂肪や老廃物除去に効果が期待できます。
血流を促進し、その流れによって不要なものが流れていくイメージです。
ただし、勘違いしてはいけないのはマッサージだけでセルライトを完全に消すことはできません。
あくまでも代謝が良い状態であることが最低条件です。
ストレッチを行ってから、マッサージをすることで血液循環が良くなり、脂肪燃焼効果が期待できますよ。
ドクター小池の見解
Drこいけ
ストレッチやマッサージで、脂肪燃焼効果を期待することはできません。
ハンドボールで太くなった足の改善まとめ
以上、ハンドボールで太くなってしまった足を細くする方法について紹介しました。
ハンドボールを辞めて数年経ってもまだ足が太いということでしたら筋肉が硬化している、あるいは脂肪が筋肉の上についてしまっているかのどちらかです。
その場合はストレッチやマッサージを行い、筋肉を柔軟にしてから老廃物を除去することが必要です。
ドクター小池の見解
Drこいけ
筋肉の硬化?と、脂肪だけではありません。その足が、その人の標準の骨格である場合もあります。
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